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再会そして同じ対応

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再会そして同じ対応

サムとドッグランで遊んでいると、なんとなく見たようなオーストラリアンラブラドゥードルの茶色とクリームちゃんがいた。

二匹のドゥードルだからこそ印象がある。今までに、ここでしかドゥードルと遊んだことがないからだ。

サムはすかさず、ドゥードル達に挨拶に行く。クリームちゃんは特にサムと遊ぶわけでも、追い払うでもなくいる。茶色ちゃんは・・・おお!サムにマウント。めずらしい大型犬が小型犬のスキッパーキにマウントするのと、思っていると、飼い主さんが注意をしてくれて、直ぐやめる茶色ちゃん。

しばらくなんとなく一緒にいるのだが、良い匂いがするらしくサムは二匹をクンクンクンクン。この光景どこかで見たような・・・

そして二匹はディスクで遊び始め、サムはゴールデンレトリーバー、ボーダーコリーと混ざるように挨拶している。みんなお利口さんでスキッパーキを邪険にすることなく、かと言って激しい遊びもせずに穏やかに一緒にいる。

小雨がシトシト降ってきてもここでは誰も気にしない。犬種が違うとか、大きさが違うとか関係なく穏やかに遊び、時に走る。サムと同じぐらいの大きさの白い綺麗なワンコちゃんがいるのだけれど、サムはレトリーバー達が好きらしい。

そんなサムの行動にドゥードルの飼い主さんも気がついた。

そう。やはり半年ぐらい前に会っていた。その時はディスク仲間と一緒に練習をされていたので人間同士は殆ど会話をしなかったのだが、サムは同じように挨拶をし、同じようにドゥードルにくっついてまわっていたのだ。

サムは覚えていたのかな?

旅先で再会するという事は、そうそうあるわけではなく、めったに無い事に遭遇すると、驚きと共に気持ちが、テンションが上がるらしい。

旅という大げさではないが、遊びに行った先で再会するのも確率的には低いので、前に会ったと思うとその不思議さに気持ちが高ぶる。

なので、お互い「共通」があるものだから、いろいろと楽しくお話をすることができた。

同じ場所で、半年後に偶然会った。縁があるのですね。

ドゥードルの飼い主さんと「再会」と言うイベントが発生した事で、お互い打ち解け、より楽しい時間を共有することができた。

飼い主同士はコミュニケーションうまく取ることができたのだけれど、スキッパーキとドゥードルはあまり進展はないようで、淡々と小雨のランを過ごしている。

以前別なところで、再会したことがあった。その時には、再会することなどありえないと思っていただけに驚いたのだけれど、こうしてまた別な再会を果たすことができたので、再会に不思議な縁を感じ、また会いたいと希望をもってしまう。

お出かけ先では知っているワンコ達に合うことなど殆どない。だから再会できたということはとても嬉しい事。会いたい人、ワンコ達にいつかまたどこかで会いたい。会えるかもしれない。不思議な出会いがあり、期待してしまう。

そう思える穏やかで素敵な時間がここにある。

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