サムとおもちゃ 興味が薄れゆくアヒルちゃん

サムは黄色のアヒルちゃん’Sと遊ぶのは好きだ。

サムが気に入ったようだから、アヒルちゃんは通常サイズ、ミニサイズと沢山ある。遊びに行く時ボール投げの代わりにアヒルちゃんを投げてサムが取ってくる。小型犬の口のサイズ、形状からアヒルちゃんはナイスなおもちゃのようだった。

普段ボールやディスクで遊んでいる他所のワンコちゃん達にとっても見慣れない変わった形のアヒルちゃんはいつでも興味を惹いた。

サムとの遊びで投げたアヒルちゃんは、今まで他で遊んでいたはずのワンコちゃん達の格好のおもちゃになる。

スキッパーキよりもリーチが長い中型犬、大型犬がいれば、あっという間にアヒルちゃんは取られて遊ばれてしまう。

最もみんな良い子で、単純に遊びたいだけなので、次、次!という風にアヒルちゃんでの遊びの続行を希望する。

無邪気に遊ぶワンコちゃん達は可愛い。サムのおもちゃだけれども、暫くは他所のワンコちゃん達に貸してあげてね。と心で思い、そのままアヒルちゃんとワンコちゃん達で遊ぶ。

サムのおもちゃなのに、何時もサムは何も言わず、その遊びの中から離脱して大人しく探検している。

目新しいおもちゃは誰にとっても面白い。仕方ないことだと思うけれど、サムよりもとても上手にアヒルちゃんと遊ぶ事ができる大きなワンコちゃん達には何時も関心させられる。上手に取りに行き、上手に噛む。そして本来押すと鳴くアヒルちゃんをまるで演奏でもしているかのようにリズミカルに鳴らす。サムが絶対にしないことだ。

相変わらずスキッパーキサムは音が出るおもちゃはあまり好きではないので、自分から音を出して遊ぶことはしない。

そんな事が遊びに行きアヒルちゃんで遊ぶといつもの事になってしまったからなのだろうか、アヒルちゃんを見ると遊ぼう、遊ぼう!と言っているみたいに目をキラキラさせて、いつでも走れる準備をしていたスキッパーキなのに・・・

この頃はそれほど反応することはなくなってしまった。

まあまあな感じで遊ぶといったものになってしまった。アヒルちゃんを見ても、あ、そう。的な反応だ。

ミニサイズは室内で遊ぶ他のおもちゃと同じ様な感じみたいだが、普通サイズの外で遊ぶ用のアヒルちゃんには執着が無くなってしまったようで残念だ。

そんな事になったのは、他のワンコちゃん達のおもちゃとして遊んでしまったからなのだろうか?それとも単純に好みが変わったからなのだろうか?まだ手つかずの新しいアヒルちゃんをストックしてある事をサムは知らない。

何故、予備があると興味がなくなり、予備がなくて他のどこにも同じものがない物が好きなんだろう?

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