サムとつつじ吊り橋の向こうへ

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サムとつつじ吊り橋の向こうへ

天気も気候もいい日。つつじ吊橋に向かった。以前何度か橋の手前までは行ったが、渡ったことは無かったが、ちょうどつつじの季節でもあり橋を渡ってみようと思ったのだ。

駐車場に着くと、既にほぼ満車状態になっていた。過去ここに来た時にはこれほど車が止まっていたことは無い。季節が悪かったせいか、周りの草は枯れ、どちらかと言えば寂れている風だったのだが、シーズンになると、草木は生き生きし、色とりどりの花が咲き、いきなり華やかになっていた。だからか、皆その事を良く知っていて、つつじの咲く季節には足を運ぶ人が多く、観光スポットなのだと初めて知った。

橋に行くまでの木で組まれた遊歩道と歩道の周りにある木々がそこそこ良い感じに合ったものだから、ある意味それで満足できた。

ただ悲しいかな、山、つつじ、遊歩道この3つのワードが揃うと、頭には某山での遭難劇が浮かび、その施設に対して憤りが湧いてきてしまうようになっていた。
その原因は施設案内に堂々と遊歩道を表示し、ウリとしているも、管理は範疇外だと言いきったその姿勢だ。
つつじ吊橋とは全く違うし関係ないのだが、それだけ強烈な体験だったので、忘れられない。そんな事を考えてしまい。目の前にある橋の前で躊躇していた。

橋の手前には休憩所があり、休んでいたり、景色を見ている人達が沢山いた。スキッパーキサムと休憩所付近を少し周り、咲いているつつじを見たりした。目の前のつつじはとても美しい。
橋の向こう側のつつじと目の前のつつじと同じ種類のものなのか、それとも違う種類のつつじかどうか分からないが、吊り橋の手前まで楽しく散歩してきた。此れからいよいよつつじ吊橋を渡るのだ。少しドキドキする。

谷と言うのか橋から下を覗くと結構高さがあるのが分かる。
天気が良いから視界も開けていて、周りの景色も良く見える。橋から見る景色は意外と花の赤味のある色は少なくどちらかと言えばよく見る木の茂っている風景だ。余り見ていると怖くなるので、橋を渡る。揺れはそうあまりない。もみじ大吊橋の揺れに比べたら無いも等しいくらいだ。それだけもみじ大吊橋は長いという事なのだろう。名前からして「大」吊橋だからね。足元のサムを見るといつものテッテクスタスタと歩いている。
反対側から人がくるも、不安定感は無く、難なく通り過ぎ橋を渡りきる。

渡りきった所に橋の手前にあったのと同じような休憩所があり、少し休もうと思ったけれど、既にワンコ連れが数組やすんでいる。犬連れ結構来ているんだ。できれば挨拶して、少し交流かねて休みたかったのだけれど、ほぼ満席状態で座れる場所が無い。残念。

そのまま通り過ぎ木の遊歩道を歩く。木なので足元優しいし安心だね。サムは花には見向きもせずひたすら歩く。ツツジは満開を過ぎてしまったけれどまだ咲いていて、そのほか色とりどりの花があちこちに咲いていてる。小さな可愛らしい花がつつじの木の近くに何気に咲いていて、色を加えている所がまた何とも言えず春を感じ遊歩道を堪能する。
両脇から伸びる木々の新緑の先には青空が見え色をさらに鮮やかに引き立てている。気持ちいいね。おそらくスキッパーキサムも気持ちがいいのは同じ様だ。見ていてとても楽しそうに元気に歩いているからね。今迄こんなに綺麗な所だとは思ってもいなかった。

橋の向こうに、こんなに素敵な場所がある事を知って良かった。
此処まで来たことがなかった所に来れるのはサムがいるお陰だ。スキッパーキのサムがいるから行ってみようと思う。サムがいるから。

お天気だと気持ちがいい。サムはいつもと変わらずテッテコ歩く。

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