スキッパーキのサムと一緒に暮らしていく為、仔犬の時期にするトレーニングの基本を教わったが、教えて貰った時はなるほどと思ったことでも、時間が経ってあれ?と思うことばかりだった。
スキッパーキのトレーニングにおける基本は、
- 褒めてあげるのが良い
- 叱る時はすぐ
という事だった。
しかし、この褒めるタイミング、叱るタイミングの難しいこと、難しいこと。
叱るタイミングを最初に教えて貰い、サムを叱る練習した時に、タイミングが遅いと指摘された。もっと早くしないと、犬は何のことだか分からないと指導して貰ったが・・・
体が反応しない。言葉が出てこない。あきれるほど遅い。
スキッパーキのサムを叱る事に関して、叱る前に頭で考えている時間が長い。読んだ本にもいろいろと書かれていた。書かれている事は覚えている。それなのに、ダメなことをしているのを見てから、呆れるぐらい考えている。
これは叱った方が良い?どうやって叱る?などと考えているから時間が経ち、叱る時にはタイミングを逃していて、おそらくサムは何ですか?的な感じで意味がなかったと思う。
スキッパーキを叱るタイミングは本当に難しい。トレーナーさんは流石だな。
サムを叱ることが上手く出来なくても、褒めることは出来るだろうぐらいに思っていたし、褒めていたと思っていた。
恥ずかしいくらい褒めてあげるのが良い、と教えて貰っていたので頑張って?そう頑張って褒めているつもりだったが、全然褒めが足りなかった。
何かの笑い話で、子供が
『犬はご飯食べているだけでも偉い偉いって褒められるし、何しても褒められるからずるい。』
ってあったが、本当にそれだけ褒めなければならないものだと知らなかった。
良いことした時褒めるのが、褒めることだと思っていた。褒めれば褒めるほどいいって、分かるけど分かっているけど、やっているつもりだったけど、全然足りてなかった。
一つ叱る事も沢山褒める事も難しかった。
スキッパーキは頭が良く活発。だから、面白く魅力的な犬種だと思う。
その魅力を引き出せる様に、それ以前に良い子に育つように愛情を伝え、パックとしての生活を送る為の「褒める」「叱る」がキッチリできない。
スキッパーキのサムは、まだまだ歩みもよちよちからよたよたぐらいの仔犬。仔犬だから大人のスキッパーキのように動きに切れがあるわけでも、いろいろ考えている訳でもなく、単純な行動だったはずなのに、気持ちに余裕がないが為いっぱいいっぱいで満足に褒めず、きちんと叱ることも出来なかった。それでもサム良い子になった。
あの時に出来なかった事今は出来るよね。お互い。(^0^)v