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サムとおもちゃーミルクちゃん

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サムとおもちゃーミルクちゃん

白いもこもこふわふわな感じの白いヒツジのおもちゃをスキッパーキに渡した。
新しいもの大好き。見た事ないものは興味がそそられる。
人も犬も同じ。新しいものへの探求心がある。
特にでっぱり感がある顔、耳、手足は噛みやすい部位となっている様で、出っ張った部分を咥えては持ち歩いたりする。

まっ白なもこもこふわふわのヒツジのおもちゃはスキッパーキサムのお気に入りになった様で、遊んだ後等、いつも噛んでいる。噛んでいるのだ!

噛むのは100歩譲っていいと思う。だが口の中に入ってしまうのか、上手に出せないのか、そもそも出す気もないのかもしれないが、そのままゴックンしてしまう事がある。
食べ物であれば消化されるし問題ないが、ヒツジのおもちゃ。ぬいぐるみなので、構成しているものは、人工的に作られたものだろう。そうなると体の中で消化されない。何かあったらどうする?だべてはダメだよ。と言っても分かるはずもない。
楽しそうに噛んで引っ張ってしまう。

この時は、いたずらする事など、何故するのか分からず。単純にいたずらするのが面白いのだと思っていた。
サムが何故するのかという事を理解していなかった。

サムが一人遊びで、白いヒツジのおもちゃにコッソリ何かしていて、何をしているのか見ると、ヒツジの顔にある目が取れかかっていた。コラコラ。駄目だよ。飲んじゃったら大変と、取り上げたりもしたものだった。

サムは飲み込みたくて取ろうとしたわけでは無く、単純に噛んだり、引っ張ったりしたら結果として取れただけなのだ。そこのところが分かっていなかった。

壊したいのではなく、面白いからやる。結果取れた。サムは純粋に遊んでいるだけ。
だけど良く分からないが為、破壊するのが面白いのではないのかと勘違いをしていた。
だから、ヒツジのおもちゃから目が取れてしまい。床に放置状態で転がっていたのを見た時に、何でもかんでも飲み込むわけではない事にやっと気がついたのだ。

ふわふわもこもこのヒツジのぬいぐるみなので、サムは咥えて運ぶのも面白いらしく、サムと呼ぶと、その頃は持ち運びしやすいおもちゃ。咥えやすいものになるのだろうが、ヒツジのぬいぐるみを持って来る確率が多かった。

そしてスキッパーキサムのお気に入りのおもちゃになった白いヒツジを「ミルクちゃん」と名付けたりもした。ミルクちゃんはサムの愛情を受け、最初は顔がなくなり、まっ白でふわふわもこもこだったボディのもこもこが何時しかなくなり、耳が一つになった。

それでも、変わらずお気に入りだ。
今もミルクちゃんと遊ぶ。遊び方は一人遊びでは無く、一緒に遊ぶようになった。
だから、お遊びタイムにはサムがおもちゃを選別し、これで遊ぶと言わんばかりに咥えて持って来るのだが、かなりの確率でミルクちゃんが入っている。

ミルクちゃんはスキッパーキサムとの激しい遊びにも耐え、可愛がられ、今では毛を刈り取られた羊の様になっている。サッパリとした感じではなく、正しく言えばボロッちくなっている。洗っても見違える様に綺麗になる事は無い。それでもスキッパーキとの遊びに耐えている。新しいミルクちゃんが欲しいのだけれど、何故か欲しいと思うおもちゃは何処にも売っていない。

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