サムのプチアピール

スキッパーキ

サムのプチアピール

投稿日:2017年5月24日

スキッパーキサムとの一緒にいる時間を少し長く取るようになった。

初心者で、スキッパーキという珍しい犬種を迎入れた事で、いい子に育てなければならないと言う思いから、どうして良いのか相談した時「構わない方がいい子に育つ」というアドバイスを貰い、その言葉を盲信し、散歩、食事、少しの遊び時間以外はサムはサークルの中で過ごした。
本当は来たばかりの頃。ぽよぽよのスキッパーキの赤ちゃんをどんなに触りまくりたかったか。抱きしめたかったか。ずっと一緒にいて、構っていたかった。でも全部我慢した。
バカだった。いい子に育って貰いたい為、いいパートナーとなる為には必要だと我慢した。今考えれば、何もしないうちから「理想」という名の下にガチガチに縛り付けていた。教えて貰ったパピートレーニングは無論のこと言われたとおり行ったし、(ちゃんと出来ていたのかどうかは分からないが)どちらかと言えば厳しく接したのかも知れない。なにせ順位にこだわっていたから。

大概のカリスマトレーナーの番組、本、ネットなどでは、「順位」に重きを置いており、群れでの生活には優れたリーダーが必要で、その在り方が群れを左右する。そのリーダーを誰がするかで、変わる。やたら勉強したり、調べたりしているから、そんな形を気にしていた。ただ愛情を沢山持って、お互い快適に過ごせばいいだけなのに。余裕がないと焦りだけが先走る。それが災いした。好きなようにすれば良かった。本末転倒だ。

サムを迎入れたのは、触りたくて触りたくて、可愛がりたかったからなのに、それを我慢して変な規律みたいなもの作ってた。おそらくサムがスキッパーキでなかったら、違っていただろう。スキッパーキだから、カッコいいから、頭がいいから、上を望み期待したのだ。
サムを預けてもサムの態度が変わらなかったら、接し方を変えようとは思わなかっただろう。むしろ預ける事によって、散歩が自慢できるスキッパーキでありショードッグだった訳で、凛々しくなったと錯覚し、更に期待して調子に乗り、曲がった方向へ行ったかもしれない。本来のサムと一緒にいる意味を見失っていたに違いない。それを気づかせてくれたのはサム。掛け違えた思いを。過ちを。態度で示し訴えたからだ。

ワザと完全無視するスキッパーキを見る人は、ほぼいないのではないのだろうか。
知らない犬なら無視する事もあるだろう。だが、知っている犬で無視されることはまず無い。むしろ何らかの挨拶をする。たまに会うだけでも。サム以外では経験が無い。それくらいサムは感情も豊かであり、頭がいいのだ。スキッパーキという犬種凄すぎる。

だから、サムとの時間が今まで以上に大切に思え、バカみたいな思い込み部分の足枷が緩くなってきて、一緒にいる時間が増えた。そうする事で、よりサムが可愛い。

可愛いと思うが、ずっと構っている訳にもいかない。好奇心旺盛なスキッパーキはいろいろ考えるらしい。サムを構わないでいると、いたずらをする。大したいたずらではないけれど、いたずらをする。いたずらは構って欲しい合図。今なら分かる。
一緒に遊んでほしいから、気を向けて欲しいから、気付いて欲しいサムのサイン。

スキッパーキどんと来い!みたいな触って、遊んでを全身で猛アピールするスキッパーキ達を見た。なのにサムにはスキッパーキ軍団がしていた全身猛アピールが無い。無いから気づかない。シャイなサム。
やり方が余りにも地味。ごみ箱に顔を突っ込んでガサゴソ。紙を持ってきては目の前でハグハグする。何しているの?と気づき取り上げる。その事に気付かないとゴックンする。ダメだよー食べちゃーと言われ構って貰おうとする。目立たなすぎだよサム。







-スキッパーキ
-

Copyright© スキッパーキ まっ黒犬のサム・タイムズ , 2018 All Rights Reserved.