サムと小径でのひととき

シャイなサムは、横入りとか、自分はここにいる的な主張もしない。

スッといつも気づかないうちに身を引いてしまう。

おもちゃをとられても、おざなりにされてもただ静かに静観している。

まるで、傍観者のように。

サムは部屋の前で、座っていた。

置物みたいにじっと動かず、ちょこんと座って待っていた。

近づいて行くと、途端に尻尾をフリフリ黒い置物が動き出す。

ごめんねーサム。スイッチが入ったスキッパーキは嬉しそうに近寄ってくる。

サムも少しずつ思いを体で表せるようになってきた感じで、嬉しくなる。

アヒルちゃんで遊ぶとシェルティが来てしまうから、気分を変えて遊びに行こうと、スキッパーキと一緒に小径に向かう。

小径に一歩踏み出せば、今迄いたドッグランとは別世界。サムとだけの世界に変わる。

さっきまで置物化して存在感のなかったサムが、今はとても楽しげに躍動感にあふれている。

これでこそスキッパーキ。これでこそサム。

楽しく一緒に活動的に過ごせる醍醐味だよね。

サムとだけの時間、秘密基地な感じの場所で楽しく過ごす。

非日常がとても新鮮で元気に走り回るサムといられる事が嬉しい。

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ハーブティー雪の上のサム

一休みしようと戻ると、ドッグランに新たなワンコ達がいた。

ほぼほぼみんな中型犬みたいで、あちこちに散らばっていて、飼い主さん達が優しく見守っている。

ワンコ達に会うと最近少し緊張してしまうことがある。

それは吠えられたら吠え返す事があるからだ。

売られた喧嘩を買ってしまう「男」・・・もとい成犬になったのだ。

普段は大人しくても、相手がオスで、敵意むき出しだったりすると応戦する。

散歩であればリードで繋がれているので問題はないけれど、フリーの状態だと、どうなるのか予測がつかないので少し身構えてしまう。

何か起こってしまってからでは取り返しがつかない、などと思っている間にサムはワンコ達の側に行ってしまった。

なにせ好奇心旺盛のスキッパーキですから。

親の心子知らず

心配を他所にスキッパーキは中型犬にご挨拶して、ついて回っている。

相変わらず自由だ。

ついさっきまで、しょぼくれた感じでいたのはどこのどちら様ですか?と突っ込みたくなるくらい、飼い主放ったらかしで遊んでいる。

それがサム。それがスキッパーキだものね。

楽しそうで何より。元気なのが何よりだね。

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