フードファイト(ウェット戦) 乱戦突入

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フードファイト(ウェット戦) 乱戦突入

目の前のフードを食べようとしないスキッパーキサム

暫し膠着状態が続く。

両者一歩も譲らず・・・って初めから勝負はついている。仕方ないから次の缶詰をパッカーンと開ける。先ほどのウェットとはまた違う見た目と臭いと形状。
これは又美味しそうではないか!値段は倍。量は半分。普通に考えればより美味しい筈。
再挑戦!

此ならどうだ?!サム。さあどうよ、どうよ!どうぞ。どうぞ召し上がって・・・

食べないの?先程と同様臭いを嗅いで顔を背けて食べようとしない。
一口も食べない。口をつけようとさえしない。残念な光景。

評判が良いものでも高くても安くても関係ない様だ。匂いを嗅いだだけで終わりだ。
普通一口ぐらい興味もあるだろうし口にすると思うのだが、口にしない。

どうして食べないのか分からない。

ふやかしフードを食べなくなった時捨てるのに罪悪感があった。ドライフードになり、その罪悪感は消えたのだが、また罪悪感の日々が繰り返されるのだ。

ふやかしフードを捨てていた時より更に悪い。より深い不快な罪悪感が生まれた。
ふやかしフードとは段違いの悲しみがあった。

「缶詰」この一つに凝縮されている完成品を、手つかずのまま捨てるのだ。
ふやかしフードはドライフードをふやかしてた訳で元々ドライフードだ。袋に入っている粒を単純にお湯につけてふやかしていたわけで、袋の中のほんの一部だったのだが、缶詰は丸々一つ捨てる事になる。ほんの一部を捨てるのと、全てを捨てるのとでは捨てる重さが違う気がした。

贅沢をさせていたわけではない。

なぜ食べないのが教えて欲しい。

サムのご飯タイムはお互い更に厳しい時間になっていた。

直ぐに揃えられたウェットフードは既に食べるかどうか危ない感じが漂ってきているので、もう速攻ネットで調べて、購入だ。
ドライフードと違って、サンプルで味見してから買う事が出来ない。1缶食べきりだから。開けたら終わりだ。

またまた、ドッグフードに詳しくなっていく。ドライフードとウェットフード両方。
ウェットフードは入れ物が結構嵩張る等と思いながら、サムが食べてくれることを期待して結構な種類を買い入れた。

此れほどスキッパーキで食に対して執着がない犬は他にいるのだろうか?

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