サムは怒っていた

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サムは怒っていた

へそ天で寝る。遊ぶ。見てる。普通。そしてスキッパーキサムの行動の意味を調べ、分かった事。ワザとやっている。

サム。覚えているな?!ワザと無視してたな?!

スキッパーキサムのオーラが冷たかった。それだけはわかった。それが、怒っていたのだと分からなかった。忘れていたと勘違いしてた。
サムは怒りを露わにしていた。怒っていることを態度で示したのだ。シャイなサムが精一杯怒っていると伝える為に!

思えば、頭の良いスキッパーキ。いくら8カ月が一番躾が入りやすい時期とはいえ、離れている間に忘れ、トレーナーさんの犬になってしまうなんて事はない。
頭がいいから、状況を認識し、ヤラレタ!?どこ行った?何でパックから外して違うスキッパーキのパックに置いて行った?と思ったのではなかろうか?!
前に預けた時はもっと小さくそんな事も考えないチビだったが、今回は分別が付く頭が、思考回路バシバシ発達している時だ。
そう思うと納得した。サムのあの態度が、ストンと腑に落ちた。

預けている途中に会いに行った時、一度も目を合わせない。余所のスキッパーキでさえ、何かの時に目を合わせるのに、わざと。わざと目を合わせなかった。それがサムの怒りの表し方だった。効いた。もの凄く効いた。だから忘れているのかと思ったのだ。
冷静に考えると、サムはちゃんと怒り不満を体で訴えていた。それにいつものごとく全く気が付きもしなかった。愚か。
粉吹いたのも勘違いに拍車をかけてしまった。ストレスが原因と言われているが、ストレスという言葉がマイナーイメージだった。緊張したり興奮する事だけでなく、脳と体に受ける、あらゆる刺激がストレスだ。勿論見たことないもの凄いコナフキンだったので、何らかの強い刺激があったはずだが、「キライ」ではなく「イヤダ」だったのではないのか?

そしてトレーナーさんに今迄した事ないぴょんぴょん。サムの精一杯の当てつけでは?。
可愛い奴め。
トレーナーさんのところにムッチャかわいいスキッパーキがいた。本当に愛想が良く人懐っこくてスリスリしまくり、笑っているかの様に顔を近づけ、ザ・愛玩犬の様なプリティスキッパーキ。ムチャクチャ可愛いかった。
でもサムはそうやって素直に表現することができないことがわかった。
全て遠慮がちなのだ。シャイなのだ。そう解釈すれば、だからか・・・という事が浮かぶ。この怒りの表し方は多分最大限努力して?の表現だったのだろう。

ただ残念な事に、サムの努力も初心者でいっぱいいっぱいのわからんちんには、伝わらなかった。申し訳ない。
お互い照れも見えもあり、表現ベタ同士。一緒だね。

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