お泊まり宿のダイニングで我慢

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お泊まり宿のダイニングで我慢

お泊まり宿に到着して、まずは荷物の運び込み。部屋は2階で何回も行ったり来たり階段を上り下りした。

一通り荷物を運んだので、スキッパーキのサムと宿の周りの散策に出かけた。

大きな木々の枝が張り出しているので、道は木陰で、涼しい。木の匂い、草の匂いがして、スキッパーキのサムは疲れ知らずの歩きっぷり。人もほとんどいなくて、静かでゆったりとした散策。あちこちにペンションがあり、その中の幾つかはワンちゃんOKのお宿のようだったようで、ワンちゃんの姿が見えた。

暫く散策すると、やたらと人と車が多いところに行き着いた。何だろうと思っていたら、過去にテレビチャンピオンで有名になったところだった。目の前の系列店は割と有名な犬専門ペンション。大型犬がいるのがみえる。

そこだけ賑やかだったが後は避暑地、別荘地特有の穏やかな雰囲気で1時間ぐらい散策して宿に戻り、夕食まで時間があるので露天風呂に入る事にし、サムと一緒に行った。

貸切露天温泉は贅沢で、しかも立派だ。旅館の有料の貸切風呂と大差ないぐらい。
脱衣所までOKなので、サムはリードをフックにかけ、待ってもらっていた。外の風呂だからか、脱衣所が湯船から見える。ちょこんと座ってじっとこちらを見ているであろう、スキッパーキのサムがいる。サムを見ながら入れる温泉、極楽ごくらく。
サムは何を思っているのか分からない。ちょっと離れると、全身まっ黒スキッパーキ。こっちを向いているのは分かるけど、目も鼻も良く分からない。黒って難しい色だ。

夕食の時間には、今まで会わなかったのが不思議なくらいワンちゃんがいた。時間通りなのに一番遅かったみたいで、既に宴が始まっているところもあった。案内されて席に着き、サムも足元に。

初めての場所で初めての経験ばかり。しかも夕食というシチュエーション。賑やかだ。
スキッパーキのサムは、今まで聞いたこともない音や臭いが沢山。そしてサムの目の前を、料理の給仕で行ったり来たりしているから落ち着かないだろう。落ち着けという方が無理な状況。まだサムはパピーで、いろいろと経験値を積んでいく最中なのだ。そんな状況の中吠える子もいるけれど、スキッパーキは吠える事はない。ダイニングに入った時から他のテーブルではうるさいくらい吠えている子もいるのに、本当に吠えない。スキッパーキのサム、流石だ!

吠えないけれど、目の前を人が通るから、動いている人を追ったり、声がする方を見たりと忙しない。かわいそうな感じだった。

食後にサムの写真を撮ってくれたのだか、黒色の写真を撮るのは難しい。黒という色は影も何もかも飲み込んでしまうので、陰影、立体感、表情を写真で表すのは難しい。うまくいかず何度も挑戦してくれているが、なかなか良い画が撮れないらしい。
そしてサムを上手く撮ろうと、あろう事かサムをお菓子で釣って写真を撮りだした。サムの気を引く為に鼻面あて、気を向けさせ食べさせた。それも何本も!食べさせてしまった。断りもなしにだ!

サムはパピーだし、お菓子だけはあげない方針で、あげた事がないのに、何も聞かず写真がうまく取れないから勝手にサムにあげた。その時のショックは言うまでもない。
手作り菓子だろうがなんだろうが、菓子は菓子。フードだけで頑張ってきたのに・・・
あげた事がないお菓子。食べさせた。勝手に…正直怒りが込み上げてきた。あげないで来たのに、勝手に、勝手に食べさせるなんて酷い。写真も撮り終わり部屋に戻る。

ずっと起きていたし、疲れているだろうサム。ウトウトしている。
そうだよね。眠いよね。 ほぼ寝落ち状態のサムを見て無茶苦茶可愛いと思った。スキッパーキプリティだとつくづくおもった。

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